安倍VS石破

自民党総裁選2018 安倍晋三候補と石破茂候補を比べてみる

自民党総裁選挙が9月7日に告示されます(投開票は20日)。投票できるのは18歳以上の自民党員です。
立候補は三選を目指す、安倍晋三首相と石破茂元幹事長。それぞれの政策を比較してみましょう。

THE PAGE YouTubeチャンネルより

安倍晋三

あべ しんぞう

  • 衆議院議員
  • 地域:山口県
  • 選挙区:山口4区
  • 政党:自由民主党
  • 性別:男性
  • 生年月日:1954年9月21日

安倍晋三氏の情報発信ツール

安倍晋三プロフィール

父は安倍晋太郎衆議院議員、祖父は安倍寛衆議院議員、母方の祖父が岸信介元首相、大叔父が佐藤栄作元首相。政界のサラブレッド

  • 成蹊大学法学部政治学科卒
  • 南カリフォルニア大学へ留学
  • 1979年 神戸製鋼所入社
  • 1982年 安倍晋太郎秘書官
  • 1991年 衆議院議員選挙に出馬、初当選
  • 2000年 内閣官房副長官(第2次森内閣、第1次小泉内閣)
  • 2003年 自民党幹事長
  • 2005年 内閣官房長官(第3次小泉内閣)
  • 2006年 自民党総裁、第90代内閣総理大臣就任(第1次安倍内閣 戦後最年少・戦後生まれとして初)
  • 2007年 潰瘍性大腸炎により内閣総辞職(在職期間366日)
  • 2012年 自民党総裁、総選挙後に政権与党に復帰、第96代内閣総理大臣就任(第2次安倍内閣)
  • 2014年 第97代内閣総理大臣就任(第3次安倍内閣)
  • 2017年 第98代内閣総理大臣就任(第4次安倍内閣)

安倍晋三5つの決意

  • 頑張った人が報われる経済成長
  • すべての世代が安心できる社会保障改革
  • 美しいふるさとを守り、次世代へ引き渡す
  • 地球儀を俯瞰する外交の更なる展開
  • 憲法を改正し、新しい時代を切り拓く

アベノミクスの主な実績

  • 名目GDP(2018年4~6月期)551兆円=過去最高
  • 有効求人倍率が全都道府県で1倍を超える=統計開始後初
  • 最低賃金(全国平均)時給749円(2012年度)→848円(2017年度)

「責任、実行。平成のその先の時代へ」5つの決意

石破茂

いしば しげる

  • 衆議院議員
  • 地域:鳥取県
  • 選挙区:鳥取1区
  • 政党:自由民主党
  • 性別:男性
  • 生年月日:1957年2月4日

石破茂氏の情報発信ツール

石破茂総裁選サイト

石破茂プロフィール

父は建設官僚から鳥取県知事になった石破二朗。なんだかんだ二世議員

  • 慶応義塾大学法学部法律学科卒
  • 1979年 三井銀行(現三井住友銀行)入行
  • 1983年 木曜クラブ(田中角栄主宰)事務局に勤務
  • 1986年 衆議院議員選挙に出馬、初当選(当時28歳で全国最年少)
  • 1991年 衆議院議員選挙に出馬、初当選
  • 1993年 細川連立政権時、自民党離党、改革の会を経て新進党結党に参加
  • 1996年 新進党離党、無所属で衆院選当選
  • 1997年 自民党復党
  • 2000年 農林水産政務官(第2次森内閣)
  • 2001年 防衛庁副長官(第2次森改造内閣)
  • 2007年 防衛大臣(福田内閣)
  • 2008年 自民党総裁選に立候補し敗れる(当選者・麻生太郎)
  • 2008年 農林水産大臣(麻生内閣)
  • 2009年 自民党政調会長(自民党は野党・総裁谷垣禎一)
  • 2012年 自民党総裁選に立候補し、第1回の投票でトップの得票を得るも、決選投票で安倍晋三に逆転を許し敗れる
  • 2012年 自民党幹事長(総裁安倍晋三)
  • 2014年 地方創生担当大臣、内閣府特命担当大臣(第2次安倍改造内閣、第3次安倍内閣)
  • 2016年 地方創生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣(第3次安倍第1次改造内閣)

日本創生戦略-石破ビジョン―

  • ポストアベノミクスへの展開
  • 個性と自立性を発揮し地方で成長と豊かさを実感できる真の地方創生の実現
  • より人を幸福にする福祉社会の実現
  • 人生100年時代の新たな社会の創生
  • 自立精神に富み安心・安全な国の構築

安倍政権のごまかしを指摘

  • 経済成長率2% → 潜在成長率は1%前後。名目GDPは統計見直しでかさ上げ
  • 介護離職ゼロ → 2017年は9万9100人が離職
  • 希望出生率1.8 → 合計特殊出生率は1.45(2015年)から1.43(2017年)へ減少

日本創生戦略-石破ビジョン―パンフレット

参考:時事通信