「政治と若者を繋げていきたい」想いで「政治美人」を発足
私たちは、2013年2月に発起人の相川美菜子により設立されました。始まりは慶應義塾大学SFCの研究室より生まれた1つのプロジェクトでした。
「若者が少しでも政治や社会に問題意識を持ってほしい」そう考える私たちの活動内容としては、何らかの政治トピックに興味関心のある若者を対象にインタビューを行い、弊団体のweb サイト『政治美人』(http://www.seiji-bijin.com/ )に掲載しています。
若者は本当に政治に関心がないのだろうか?
若者の投票率が低いことなどから、「若者は政治に関心がないのではないか」と多くの人に思われています。しかし、本当にそうでしょうか。私たちはそう思われていることに対して問題意識を持ち、活動をしています。
若者が関心のある政治トピックをインタビューし、webメディアを通じて社会に発信するお手伝いをするとともに、現在政治に関心がない方々に対して「友達が出ているから」や「興味深いことを言っている人が出ているから」という理由から政治美人のページを見て頂くことで政治をより身近に、魅力的に考えてもらうということを目的に活動をしています。
そのため、私たちは政治美人として何らかの政治に対する意見をもって活動をしているというのではなく、所属するメンバー1人1人は各政治トピックに興味や意見をもってはいますが、あくまで中立の立場としてメディアの運営をしています。
なぜ『政治美人』?
「なぜ『政治美人』という団体名なんですか?」とよくご質問を頂きます。私たちは、現在政治に関心がない方々が抱くネガティブなイメージに関して少しでも政治に対するハードルを下げ、より多くの人に見てもらいやすくするために政治”美人”としています。
また、「美人ってあるけどイケメンとか美女でないと出られないのか?」というご質問も同様に頂きます。しかし、これは断じて違います。私たちが持つ美人の定義としては、”政治や社会問題に関して問題意識を持ち、自分の意見を主張できる男女”です。そのため、関心のある政治トピックを持つ方であれば誰でも政治美人となります。
これまでの活動
活動内容と致しまして、若者や若手議員に対するインタビューの他、2015年の夏には横浜の赤レンガ倉庫で青年会議所の方々と協力してイベントもやらせていただきました。私たちは、「18歳選挙権の成立をうけて、若者の投票率向上のためのアイディア」をテーマとして、『政治美人コンテスト』を行いました。大学生はもちろん、高校生も候補者として参加していただきました。
コンテストで優勝したのは、「教室を劇場に」というアイディアを掲げた高松奈々さんでした。高松さんは、政治を自分事化するために授業で政治を模した”ロールプレイングゲーム”をするという魅力的なアイディアを発表していただきました。
高松さんをはじめ、他の候補者の方々や審査員として参加していただいた元衆議院議員の宮崎けんすけ様、参議院議員の吉川さおり様、慶應義塾大学特別招聘教授の下村健一先生や青年会議所の方々のご協力もあり、若者はもちろん、たくさんの世代の方々に政治をより身近に感じてもらうことができました。
私たちは、今後も政治に関心を持つ若者を増やすため、また、政治に関心がある若者が意見を発信するお手伝いをするため活動をしていきたいと思います。ぜひ、少しでも興味を持っていただけた方は、政治美人を通じてご自身の意見を発信してみませんか?