主婦目線の選挙

選挙の度に投票率がいつも話題になりますが、本当の意味での投票率アップとは何なんでしょうか。
投票率を上げるために18歳から選挙権を与えるとか政策を打ち出していますが、それが本当の意味での選挙投票率を上げることとなり意味を持つのでしょうか。

主婦にとっての選挙

主婦にとっての選挙とは正直身近なものとは思えません。選挙に参加することで国の政治に関わり、ひいては自分たちの生活に繋がっていく事はわかっています。
また、政治に興味を持つことが国全体を変え、身近な行政も変えることとなるのも分かっています。
「私一人が選挙に行っても何も変わらないから」
と主婦が言うのは無知からの発言ではありません。分かっていながらの魂の叫びなのです。

まずは行政も含め政治を司る人の中で女性の割合が低すぎる点が大きく影響を与えていると思います。
政治家の発言の端々からも分かります。間違いなく女性蔑視は今も続いています。
政治家、または男性の心の中の女性蔑視が無くならない限り本当の意味での投票率アップは望めないでしょう。
政治の分野での女性蔑視、女性軽視が本当の意味でなくなれば、女性の政治参画も増え当然選挙率はアップし、女性の声が国や行政に影響を与えることで少子化や高齢者問題が本質的な解決に進むのではないでしょうか。

女性の社会進出と選挙

選挙の投票率を本当の意味でアップさせるには女性の社会進出が不可欠だと思います。
男性には男性特有の優れた特性があるのでしょうが、それと同じくらい女性にも女性特有の優れた特性があります。
その女性の優れた部分が政治に影響を与える世になれば当然女性の選挙への関心も高まるでしょう。

人口減少、高齢化社会等々男子中心の政治では解決には至りませんでした。政治に女性が参加してこそ解決できる問題だと思います。
女性の中でも家事や子育てをしている主婦の参加こそ重要だと思います。
主婦の参加によって主婦層の価値観が政治に影響を与えるようになれば社会は大きく変われるのではないのでしょうか。

例えば少子化でいえば子供を産む産まないの決定権は女性が持っているのではないかと思います。
その女性の声が国や行政に届きにくくては少子化問題は解決できないのではないでしょうか。
お金や保育園も大事ですが、女性のメンタル面や女性が将来的に安心で来る政策が大事だと思います。
女性の声が政治や行政の政策にも影響を与えることができる、との精神的な安心感が少子化や高齢化社会の問題点を解決させていくのではないのしょうか。
恒久的な安心感があれば子供も産みたくなるし、高齢者を介護していこうと思えるし、主婦をしながら頑張って働こうとも思える筈です。

鈴村志穂

鈴村志穂

40歳代の女性、既婚者です。子供は3人います。大阪府大阪市内に住んでおり職業は製造メーカーで一般事務をしております。

投票するときの判断基準は?

結果を見る

Loading ... Loading ...