今年20歳を迎えた私ですが、今度の春に初めての選挙(地方選挙)が待ち構えています。親や兄弟など周りの大人たちが選挙に行ったり、選挙の度にその様子がテレビで放送されますが、いまいち投票の仕方はわかっていません。折角投票権を得た20歳ですので、しっかりと投票できるように事前に調べておきたいですね。
家に投票所入場券が届いた!
さぁ、そろそろ投票日が近づいてきました。
町には選挙ポスターが貼られ、立候補者たちが駅前で挨拶をしていたり、選挙カーに乗って町を回っています。
自分も投票しなくては!! と思っていると、
家にその地区の選挙管理委員会から投票所入場券が届いているはずです。そこには選挙の投票日や投票所の場所が記載されています。選挙当日にこの投票所入場券を持って、指定された投票所まで行きます。
が、しかし…
この入場券が届かなかった!なくしてしまった…
なんてこともあるかもしれませんよね。
でも心配いりません。このような場合でも投票することが可能なので投票日に投票所の係の方に言いましょう!
選挙日当日にはどうしても外せない用事が…
こんなこともありえますよね。当日に突然風邪を引いてしまって出かけられない場合ではなく、前々からこの日にはどうしても外せない用事、仕事や友達との約束などなど…
でも心配はいりません! そんな人たちのために「期日前投票」という制度があります!
投票日よりも前、決められた期間で投票をすることができます。
いくつかのルールがあるので見てみましょう。
投票できる期間は投票日の公示日(告示日)の翌日から投票日の前日までの間です。
公示日ってなんぞや? と思いますが、簡単に言えば「みんなに選挙をやりますよー」ってお知らせする日のことです。これは各選挙で決まっています。
衆議院議員選挙なら投票日の12日前、参議院議員選挙なら投票日の17日前となっています。その他地方選挙は各自治体によって決まっているので、それぞれのホームページ等で確認しましょう!
さてさて投票する日はわかりましたが、時間や場所はどうなっているのでしょうか?
時間ですが、午前8時30分~午後8時です! 仕事帰りにちょろっと寄ったり、土日も同時刻でやっているので時間が合う時に行きましょう!
次に場所ですが、区市町村の役所に投票所が設けられているので、そこに向かいましょう!
さて、期日前投票の投票の仕方は当日のものと少し違うので先に説明していまいますね。
まず、先ほどの入場券が届いている方はそちらを持参しましょう。
そして投票所まで行ったら、宣誓書兼請求書という紙があるので、どうして期日前投票をする理由など必要事項を記入します。
そうしたら投票用紙をもらいにいきます。書いた宣誓書が確認されて投票用紙を頂くことができます!
ここから先の投票の仕方は当日と同じなので、次の項目で一緒に説明します!
投票日がやってきた…投票しよう!
いよいよ、この日がやってきました。投票日です。
入場券を持って、指定された投票所へ向かいます。
小さなお子様などが一緒でも大丈夫です!(風船がもらえたりします)
まず投票所では受付係・名簿対照係・投票用紙交付係と机が分かれています。最初に入場券を出して、受付係のところで受付をします。名簿対照係のところで確認をしてもらい、投票用紙交付係のところで投票用紙を頂きます。
これで投票ができますね!
投票用紙の書き方には決まりがいくつかあります。
投票用紙を持って、投票記載台に行きます。候補者の名前はそこにも掲示してありますが、あらかじめ候補者をチェックして決めておくといいでしょう。
今回は二人の候補者を例にしていきます。
- 田中太郎 A党
- 田中花子 B党
以上の候補者がいます。
一番簡単なのはこの候補者の名前をフルネームで書くことです。
「田中太郎」や「田中花子」と書けば問題ありません。漢字ではなく、ひらがな・カタカナでも問題ありません。
そして苗字だけ、名前だけの書くと今回「田中」さんが二人です。ですので田中と書いてしまうと、どちらの田中なのかわかりません。
このように同じ苗字や名前の方がいるときは要注意です。
一番なのはひらがなでもいいので、フルネームで書くことです。間違えてしまった場合は二重線を引いて、新たに書くことができます。
色々無効票になるルールがありますが、これだけ覚えておきましょう。
候補者の名前をフルネームで書く!!!!です。
そうすれば投票したものが無効となる心配はありません。
名前以外の余計なことは一切書きません。
☆や頑張ってください! などはいりません。
候補者の名前だけ書いてください!!!!
無事に書き終えた投票用紙は投票箱に投票します。
以上で投票は終了です。
選挙は秘密選挙です。誰に投票したよ!などは自分の心の中に留めておきましょう。