共産主義国、社会主義国は崩壊したと言われて数十年が経ちますが、今また資本主義国が崩壊する番と言われています。本当に資本主義国は崩壊するのでしょうか。資本主義国が崩壊するその原因は?次は何主義が台頭するのか?
崩壊する資本主義国家
社会主義国、共産主義国が崩壊し資本主義国こそが国家の本来の姿である、とされた時代が過ぎ去り今まさに資本主義国家が崩壊すると言われています。
資本主義国家は本当に崩壊するのでしょうか。その原因は何なのでしょうか。
私は介護関係に勤務時代、行政の政策つまり国の政策が社会主義化し過ぎることに危機を感じていました。
選挙公約に社会保障を強調させすぎるため、国や行政の政策がどんどん社会主義化、共産主義化するのを感じていました。
資本主義の根幹は弱肉強食的政策です。ただ、今の時代政治家がこれを叫べばメディアに叩かれネットで炎上し一歩間違えば辞職に追い込まれるでしょう。
しかし誰かが叫ばなければ資本主義でなくなり国は崩壊してしまいます。資本主義国をうたいながら社会主義の政策では国はどんどん衰退していってしまいます。財政は破綻してしまいます。
それならいっそのこと資本主義国家を改め社会主義か共産主義国家にしてしまう方が思い切った政策が打てるというものではないでしょうか。
社会主義国家、共産主義国家が現実に崩壊してしまったのですから、胸を張って資本主義を貫き通せば自ずと結果はついて来るのではないのでしょうか。
手厚すぎる社会保障は資本主義ではありません。弱肉強食的政策こそが資本主義国家を維持する唯一の政策です
。資本主義国家が崩壊するのではありません。資本主義国家が社会主義的政策を取り入れることが資本主義国家を崩壊へと導くのではないのでしょうか。
もちろんセーフティーネットは必要です。ただしそれは働きたくても働けない人々のネットです。働かない人々のネットであっては資本主義はなりたちません。
政党が、政治家が恐れずに資本主義政策を貫く事こそが国家を衰退から助ける手段です。
政党、政治家が守る資本主義国家
これだけメディアやネットが力を持った現代、政党や政治家が果たして本来の政治を司れるのでしょうか。
資本主義国家の根源である弱肉強食的政策を打ち出し「働かざる者食うべからず」と堂々と発言できるでしょうか。
世論やメディア、ネットばかりを気にし言いたいことも言えずでは本来の政治は司れないのではないでしょうか。
そのためには国民も変わらねばならないでしょう。政党や政治家を育てることが必要で、資本主義では弱肉強食的な政策が不可欠で行き過ぎた社会保障は資本主義国家を衰退させるということを自覚することが必要ではないでしょうか。
選挙の票集めの為に国家を衰退させるような政策を打ち出す政党を選挙で選ばない、政治家を選ばないことで政治に正しく参加し資本主義国家の良い点を伸ばす事こそが、最終的には国民一人一人が潤う事となるのではないでしょうか。
手厚い社会保障は聞こえは良いです。ただ資本主義での手厚い社会保障は時として財政を圧迫させ国家を衰退へと導きます。
そのことを政党や政治家が声を大にして訴えることで資本主義国家が成り立つのではないでしょうか。
決して弱者を切り捨てるのではなく国民一人一人を強者にする政策を打ち出し、運悪く弱者に回ってしまった国民をセーフティーネットで救済する制度こそが資本主義国家であって、弱者を作り出す政策を打ち出すことは資本主義国家のやる事ではないのではないのでしょうか。
国民もメディアもネットも目先の耳触りの良い政策に乗っかるのではなく、中長期的にみても十分勝算のある政策に耳を傾けるようにならなければ資本主義国家の未来はないのではないでしょうか。弱肉強食的政策を恐れず採用する時代が大事ではないでしょうか。