政治なんて自分には関係のないこと、政治家の偉い先生があーでもないこーでもない言っているだけで自分の意見なんて届きっこない…そんな風に思っていませんか?自分の意見を政治家に届ける方法はあります。それをご紹介したいと思います。
政党のホームページから意見を提出する
皆さんは日々の生活の中で、自分の意見が国政に反映されたことがなくて悔しい思いというか、「どうせ自分一人が言ったって…」という虚しい思いを抱いていたりしませんか?
確かに消費税が上がってほしくないのに年々消費税は増加していってますし、自分の思いとは裏腹に年金の支給年齢は60歳から65歳、そして70歳なんて声も聞こえ始めました。
自分の考えなんて取り上げられるはずないし、いったいどこに言えばいいのかもわからない。政治家に直接意見を言いたいがどうやって会えばいいのか、意見を伝えればいいのか。そう思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
確かに政治家は日々とても忙しく過ごしており、一個人と面会する時間は限られています。意見を言いたい人にいちいち会っていたらとてんでもないことになります。しかし国民の意見を届ける手段がないわけではありません。私がよく利用しているのは政党ホームページの意見欄です。
政党のホームページを開くと「自民党へのご意見」といったページがありますのでそこをクリックするとフォームに沿って意見を入力するページに飛ぶことができます。
そこで普段自分が思っていた事を順序良く指示に従って入力し、送信するという手順になります。
「それって見てるか見てないかわからないんじゃないの?」という方も多いでしょう。いえ、どうやらちゃんと見ているようです。なぜなら私の政党に送った意見が国会で議論に上がったことがあるからです!
詳しい内容はお伝えできませんが、とある事象が起きて、どうしようこうしようと国会でもめていたとき、「○○の機関に○○という部署があるからそこに解決にあたるよう依頼してはどうか」という意見を送りました。
送ったときは親切心というか、「そういうことならあの機関だろう」というリコメンドのつもりで送ったのでした。
そして翌日の国会中継で私が意見した機関の名前がバッチリ議論されていました。これは非常に自分でも驚きました。
自分の意見が国会というおそらくは自分が一生関わらないであろう場で、政治家たちに真剣に議論されている・・・これはまるで宝くじに当たったかのようなうれしい出来事でした。
政治家たちも国民の声を求めている
政治家の中には自分の権益だけを考えて国政をいいように利用している輩もいるとは思いますが、決して全員ではないと思います。中には真剣に国民の声を聴きたがっている政治家も多いはずです。
政治家側の要望と国民側の要望をマッチさせ、実現性を持たせたのが意見箱たる政党ホームページの意見ページではないかと思っています。
また、そのご意見フォームには政党に対して広くメッセージを送るものから党員を指名して送ることも可能です。
自分あてに届いたメッセージを見ないで未読のまま放置する政治家がいるでしょうか?自分はどう思われているのか、どんなことを期待されているのか、国民の本音はどうなのかといった事をきっと気にしているはずです。
そういった政治家の要望に応え、一国民として政治家に自分の意見を堂々と伝え国政に反映してもらうことは与えられた権利です。
臆することなく、自分の思いを自分の言葉で政治にぶつけてみてはいかがでしょうか。
きっと政治家の人たちも感激し、あなたの意見を読んでいるはずです。その意見を頭の片隅に置きながら、時には強烈に意識しながら国会の場で論戦を繰り広げ、ほかの政治家たちと議論を重ねていくはずです。
そしてそれが国政となって反映され、ゆくゆくはあなたの生活にも何らかの形で返ってくるものと思います。
消費税増税の反対を唱えれば、国民は増税の本当の目的を理解していないんだ、説明責任を果たさなくては、と思うでしょうしアベノミクスは大丈夫なのかと言われればアベノミクスの戦略について国民に向け広く説明する時が来るのではないでしょうか。
あなたの声を届け、政治に参加し日本を良い方向に導いていきましょう。