各政党の選挙公約を比べる~2019参議院選挙~
参院選の選挙公約は与党にとっては国民の約束、野党にとっては政策目標
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参議院議員選挙は、政権選択の選挙ではありません。与党が過半数割れをしても、基本的に政権交代は起こりません(内閣は退陣に追い込まれると思いますが)。一方、野党が過半数を獲得をしても、ねじれ国会となるだけで、野党が政権を取ることはありません(ただし、政界再編となり、一部野党が与党と連立を組む可能性はあります)。
与党にとって、参議院議員選挙の選挙公約は、国民との約束になります。なぜならば、公約を実現できるだけの議席を衆議院で持っているからです。野党の選挙公約は、選挙に勝ってもその政策が実現できる可能性はそれほど高くありません。
それならば、野党の選挙公約は意味がないものなのでしょうか? 野党の選挙公約を読む必要はないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。野党にとっても選挙公約は重要です。野党は、選挙でより多くの議席を獲得することで、国会でより大きな声を政府・与党に対して発することができます。その声が大きければ、過半数を持っている与党も無視することはできず、野党の声にも耳を傾けざるを得ません。その時、はじめて野党の政策は国会で遡上に上がり、一歩前進します。
野党にとって参議院議員選挙の選挙公約は、「実現するための国民との約束」というよりは、「ひとつでも多くの政策を与党に聞いてもらうための目標」と考えてもよいでしょう。
与党の公約と野党の公約を比べて、選挙の際の参考にしてみてください。
2019年参議院議員選挙の各党の選挙公約
確認できた党の公約から随時アップロードしていきます。
※NHKから国民を守る党と、安楽死制度を考える会については、Webページにて選挙公約、マニフェストが確認できませんでした
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2019年統一地方選挙の各党の選挙公約
※共産党・国民民主党はWebサイトへのアクセスとなります。