海上自衛隊護衛艦いずも

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いずも型護衛艦、戦闘機着艦可能な空母化の改修を行うが呼称は「多用途運用母艦」

海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも型」2隻を、戦闘機が着艦できるように改修する件に関して、与党のワーキングチームは、「いずも型」護衛艦の名称を『多用途運用護衛艦』と呼ぶ方針とした。政府・与党内で調整し、『多用途運用護衛艦』の呼称を正式採用する見通し。

「いずも型」は、哨戒ヘリコプター7機と輸送ヘリコプター2機を搭載する、ヘリコプター搭載型護衛艦(DDH)で、「いずも」「かが」の2隻がある。今回、甲板を厚くするなどし、戦闘機も着艦できるような改修を施す方向で、事実上の空母と言える。

ワーキングチームでは「専守防衛」を堅持する憲法上、攻撃型空母は保有できないため、整合性を図るための呼称を議論した。自民党側は「防御型空母」との案が出されたが、公明党側が反対。「多用途運用母艦」という名称も公明党側が難色を示し、「多用途運用護衛艦」となった。