東京都議会議員選挙をきっかけに政治に参加してみよう

今年は東京都議会議員選挙が実施されます。7月2日投開票の予定となっています。この選挙では、従来の政治勢力以外に、小池都知事が率いている都民ファーストの会が大規模に立候補者を擁立する予定であると報道されています。新しい政治勢力が台頭するときこそ、一般国民が政治の現場を知る良い機会です。

新しい政党から出馬する立候補者から話を聞こう

今年の東京都議会議員選挙には、都民ファーストの会のような新たな政党が候補者を大量に擁立して、各選挙区で戦う予定であると報道されています。今年のように、従来の政党に加えて、新たな政治勢力が台頭しようとするときこそ、一般の国民が政治の現場を知る良い機会となります。なぜなら、新しい政治勢力(新党)から立候補する人には組織的な後援会がありませんし、選挙資金も乏しいです。そして立候補者の知名度も低いですから、こういった立候補者にとっては、藁にもすがる思いで選挙区のなかでネットワークを構築したいと考えていると思います。

政治の現場に関心を持っている有権者の方は、このような新党から立候補をしようとしている人の事務所に電話をしたり、メールを送るなどして「どのような考えや志を持って、都議会議員選挙に立候補しようと思ったのか、直接話を聞きたい」と伝えれば、おそらく30分くらいは時間を空けて、会ってくれると思います。立候補者の側からすれば、少しでも多くの有権者に自分の考えを伝える機会を持ちたいと思っていますから、有権者の側から会いたいと連絡をもらえることは、大変ラッキーなことなのだと思います。

そして、有権者の側も、実際に立候補者の事務所に出向いてみて、立候補者と直接会って話をしてみることによって、直観的にでもどのような人柄の人物であるかとか、信頼できる人物であるかとかを感じとることができると思います。また、立候補者の事務所に出向いてみて、どのくらい選挙事務所にお金がかかっているのかとか、選挙事務所内ではどのような事務的な作業が行われているのかを目にすることができますから、選挙の現場や、政治の現場というものを少しは知ることができます。選挙の立候補者と事務所で直接会って、話を聞くということは、さまざまなメリットがありますので、今年は多くの方に立候補者に対してアプローチをしていただきたいと思います。

選挙ボランティアをやってみよう

東京都議会議員選挙では、多くの新人が立候補すると予想されますが、新人には手足となって選挙活動を手伝ってくれる区議会議員や市町村議会議員がいません。ですから、選挙活動を展開するにあたっては、人手不足に悩まされることになり、選挙ボランティアの募集をおこなうことになると予想されます。日頃、政治の現場に関心を持っている方へは、1日でも構いませんから、実際の選挙活動手伝ってみることをお勧めします。

選挙活動のボランティアで有名な仕事は、選挙カーで名前を連呼するウグイス嬢ですが、それ以外にもさまざまな仕事があります。例えば、選挙区内のお宅の郵便ポストに1軒ずつチラシを投函するポスティングの仕事があります。この仕事は、自転車に乗って数時間かけて、1日数百軒のお宅の郵便ポストに選挙用チラシを投函するのですが、この仕事をしてみると、選挙区内にはさまざまな人物が生活を営んでいることに気づかされます。同じ〇〇町一丁目というエリアでも、大変裕福な豪邸で生活している人がいれば、現代社会においてもトタン屋根の小さな小屋のような家で生活している人もいるのです。この事実は、選挙ボランティアをしてみないと知ることはできません。

選挙ボランティアの活動には、他には事務所内で名簿をもとにハガキに宛名書きをしていく仕事があります。支援者から善意でいただいた卒業した高校や中学校や小学校の同窓生リストをもとに、宛名を書いて、ハガキを発送するのです。この宛名書きの仕事をしていると、このような同窓会の名簿や、医師会や歯科医師会などの多くの名簿が立候補者には集まり、これらの方へ何度も支援を求めるハガキなどを発送し続けることによって、その立候補者や政治家を真剣に応援しようと考えてくれる人物が現れて、その人たちを中心にして、強力な後援会が組織されていくことがわかってきます。

実際に選挙活動を手伝ってみると、政治の世界はけっして派手な世界ではなく、地道な作業の積み重ねによって政治家は一人前になっていくのだと感じることができます。

岸田五郎

岸田五郎

40歳の既婚男性。東京都港区在住の会社員です。選挙活動にボランティアとして参加したり、政治家が開催するミーティングに参加しています。とくに国防、外交、マクロ経済、金融政策に関心があります。